太陽光発電 メリット デメリット 2013 [エネルギー]
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実は、、、という程のことなのかわかりませんが、
太陽光発電施設を作りました。
とはいっても個人で設置しましたので、予算と土地の都合上13kw程度の出力です。
この施設の設置前に検討したことをお伝えすることで、
太陽光発電のメリットとデメリットを、少し違った角度から見ていただけると嬉しいです。
そもそもは親戚が遊休地の管理ができていなくて、
何かに使えないかと相談を受けたのが始まりでした。
土地は人里はなれた（というと怒られるか？）田舎にあり、
小さい丘の上にあるので日当たりは良好、農地にでもできれば
いい感じナノではないか？という感想でした。
ただ、親戚はその土地から車で３０分ほど離れたところに住んでおり、
もう１０年以上も様子を見にさえ行っていない状態でしたので、
自分で活用するという選択肢はなさそうでした。
ちなみに案として提示したのは、こんなところです。
A.農地として貸す
B.駐車場にする
C.草が生えないようにして、特に活用しない
ただ、この土地の近くにはそもそも人があまり住んでいなかったので、
現地を見に行った辞典でA～Cすべてアウト！でした。。。
ただ、この土地は丘の上にあり、南向きで日当たりが良好！
もしも安く工事できるのであれば、太陽光発電所でも行けるのでは？
という直感から、採算シミュレーションを始めました。
３つの業者さんから見積を取り、以下のお願いをしました。
・土地の図面を元に、最大限の発電量を出す
・１０年でもとが取れる
自宅に設置するためにシミュレーションしたことがあったのですが、
まず採算が合う程の見積ができるとは考えていませんでした。
最大のネックは、建物が無いために土台を作り必要があったことです。
地面を均し架台を設置するのは、家に設置する場合と比べて単純にコスト増です。
架台は発電しないので収益を生み出さないという点が大きくマイナスなのです。
一方、太陽光発電は発電規模が大きければ大きいほど収益が増しますので、
最大限に太陽光パネルを設置した場合に、採算が取れるかどうかという点がポイントです。
その上で、太陽光発電施設を建設する以外のコストも見積もります。
これは自分で情報収集しながら算出していきました。
主なものとしては、以下のものを検討してみました。
・固定資産税
・機器の耐用年数と費用（部品交換の費用を予め見込んでおくということ）
・損害保険の保険料
・電気料金
・点検費用
・その他サービス（Webカメラをつける、ALSOKの警備をつける。。。など）
今度は収入の見積です。
設置する土地の年間の日照時間をネットで調べ、
業者に出してもらった発電容量と、発電単価で年間の収入が計算できます。
ここで考慮したのは、経年による発電効率の低下です。
いろいろな方の話を聞くと、カタログデータよりも発電量は多くなるようなのですが、
使っているうちに性能が落ちるのが機械というものです。
ソーラーパネルのカタログから、経過年ごとの大まかな効率の低下を計算し、
予め計算した年間の発電量を補正しました。
これらの情報を元に、向こう２０年分の発電による収益と、
もろもろのコストを挙げていき、初期投資を含む収支が何年目でプラスになるかを見ます。
最初は２０年たってもマイナスのままでした。
これでは儲けが出ません。
ここで、先ほど上げたコストの中から優先の低いものを削っていきました。
税金は削れない割に金額が大きいなぁ。。。ということがとても勉強にナリました。
最終的には１５年で採算がとれるシミュレーションでもってGO！を決定したのですが、
割りと厳し目の評価を積み上げたので、実際は１２年前後で元が取れると考えています。
今日は電力会社から売電の結果が届いていました。
８月は全国的に雨が多かったのでちょっとさびしい結果でしたが、
今のところ順調に稼いでくれています。
売電単価は年々減っていき、来年度は採算がとれるかどうか微妙です。
2012年度は42円/kw、2013年度は38円／ｋｗ
ですが、屋根に設置するタイプで行ける方にはまだまだチャンスが有ると思います。
関心のある方は是非トライしてみてください。
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実は、、、という程のことなのかわかりませんが、
太陽光発電施設を作りました。
とはいっても個人で設置しましたので、予算と土地の都合上13kw程度の出力です。
この施設の設置前に検討したことをお伝えすることで、
太陽光発電のメリットとデメリットを、少し違った角度から見ていただけると嬉しいです。
そもそもは親戚が遊休地の管理ができていなくて、
何かに使えないかと相談を受けたのが始まりでした。
土地は人里はなれた（というと怒られるか？）田舎にあり、
小さい丘の上にあるので日当たりは良好、農地にでもできれば
いい感じナノではないか？という感想でした。
ただ、親戚はその土地から車で３０分ほど離れたところに住んでおり、
もう１０年以上も様子を見にさえ行っていない状態でしたので、
自分で活用するという選択肢はなさそうでした。
ちなみに案として提示したのは、こんなところです。
A.農地として貸す
B.駐車場にする
C.草が生えないようにして、特に活用しない
ただ、この土地の近くにはそもそも人があまり住んでいなかったので、
現地を見に行った辞典でA～Cすべてアウト！でした。。。
ただ、この土地は丘の上にあり、南向きで日当たりが良好！
もしも安く工事できるのであれば、太陽光発電所でも行けるのでは？
という直感から、採算シミュレーションを始めました。
３つの業者さんから見積を取り、以下のお願いをしました。
・土地の図面を元に、最大限の発電量を出す
・１０年でもとが取れる
自宅に設置するためにシミュレーションしたことがあったのですが、
まず採算が合う程の見積ができるとは考えていませんでした。
最大のネックは、建物が無いために土台を作り必要があったことです。
地面を均し架台を設置するのは、家に設置する場合と比べて単純にコスト増です。
架台は発電しないので収益を生み出さないという点が大きくマイナスなのです。
一方、太陽光発電は発電規模が大きければ大きいほど収益が増しますので、
最大限に太陽光パネルを設置した場合に、採算が取れるかどうかという点がポイントです。
その上で、太陽光発電施設を建設する以外のコストも見積もります。
これは自分で情報収集しながら算出していきました。
主なものとしては、以下のものを検討してみました。
・固定資産税
・機器の耐用年数と費用（部品交換の費用を予め見込んでおくということ）
・損害保険の保険料
・電気料金
・点検費用
・その他サービス（Webカメラをつける、ALSOKの警備をつける。。。など）
今度は収入の見積です。
設置する土地の年間の日照時間をネットで調べ、
業者に出してもらった発電容量と、発電単価で年間の収入が計算できます。
ここで考慮したのは、経年による発電効率の低下です。
いろいろな方の話を聞くと、カタログデータよりも発電量は多くなるようなのですが、
使っているうちに性能が落ちるのが機械というものです。
ソーラーパネルのカタログから、経過年ごとの大まかな効率の低下を計算し、
予め計算した年間の発電量を補正しました。
これらの情報を元に、向こう２０年分の発電による収益と、
もろもろのコストを挙げていき、初期投資を含む収支が何年目でプラスになるかを見ます。
最初は２０年たってもマイナスのままでした。
これでは儲けが出ません。
ここで、先ほど上げたコストの中から優先の低いものを削っていきました。
税金は削れない割に金額が大きいなぁ。。。ということがとても勉強にナリました。
最終的には１５年で採算がとれるシミュレーションでもってGO！を決定したのですが、
割りと厳し目の評価を積み上げたので、実際は１２年前後で元が取れると考えています。
今日は電力会社から売電の結果が届いていました。
８月は全国的に雨が多かったのでちょっとさびしい結果でしたが、
今のところ順調に稼いでくれています。
売電単価は年々減っていき、来年度は採算がとれるかどうか微妙です。
2012年度は42円/kw、2013年度は38円／ｋｗ
ですが、屋根に設置するタイプで行ける方にはまだまだチャンスが有ると思います。
関心のある方は是非トライしてみてください。
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